【大阪校】感性と技術の集大成!卒業修了制作展「VANTAN STUEDENT FINAL2021」ゲームアカデミー卒業生作品をレポート!

バンタンでファッション、ヘアメイク、デザイン、映像、ゲーム、マンガ、アニメ、パティシエ、カフェなどの分野を学ぶ学生たちの
卒業修了制作展 『VANTAN STUDENT FINAL 2021』が開催されました。
ゲームアカデミー大阪校の在校生は、イラスト、ゲームをバーチャル展示会で発表!
実際に、会場にいるような感覚で作品をお楽しみいただけます。注目作品を、ダイジェストでお届けします。
<ゲームプログラム総合/ゲームプログラマー専攻/オンラインゲームプログラマー専攻>
ゲームプログラムを学ぶ学生たちは、オリジナルゲーム発表!
ゲームグラフィック総合/VR・MRクリエイター総合3年帰路野さん、林さん、松尾さん、宮原さんによる『妖魔討伐記』は、属性相性を考える一人用シミュレーションゲーム。
プレイヤーは「式神」と呼ばれるキャラクターを召喚配置し「妖魔」の進行を防ぎます。
ゲームの世界観にスッと入り込めるような、考え抜かれたUI(ユーザーインターフェイス)も秀逸!
『西の奇蹟』は、西成区に住む30代ホームレスと少女が主役のノベルゲーム。
シナリオ、プログラムまでを手掛けた熱量の高い作品。「ティラノビルダーで制作しました。マルチエンディングで、30分ほどで遊べるように作りました」と、戒森さん。
ゲームプログラマー専攻2年安部さんの『カーレース』は車を運転しタイムアタックが楽しめるゲーム。実際に運転しているような疾走感も味わえます。
『トトのおもちゃ箱』は3Dゲーム。主人公・おもちゃのトトが、暴れるおもちゃを回収していきます。メルヘンなBGMと、おもちゃ箱の中に入ったような非日常感が味わえるゲーム。
他にも、溶岩の中をジャンプで移動しアイテムを集めていく『Gravity Volcano』
キャラクターをゴールまで操作する『Making The Road』、横型2Dシューティングゲーム『SPACE GUARDIAN』などユニークな作品がお披露目されました。

<VR・MRクリエイター総合>
ゲームプログラム総合3年小屋さん&木浦さんは、オンライン配信V tuber「VRoom-Vantan」を発表!VRキャラクターと動画のコメントでコミュニケーションをとって遊ぶことができるのも魅力。
VR・MRクリエイター総合3年宮原さん、谷口さん、城西さんの作品は、パリィという「敵の攻撃を受け流す」テクニックと、剣と弓を使って敵を倒す「パリィマスター」。
ボスを倒すとゲームクリア、プレイヤーHPがなくなったらゲームオーバー。
キャラクターの完成度の高さにも注目です!他に、剣でドラゴンを倒す「QuestSword」
ボールを的にめかげて打ち返す、バッティングセンター感覚で遊べる「Rebound」がお披露目されました。

<キャラクターデザイン総合/キャラクターデザイナー専攻/ゲームグラフィック総合/ゲームグラフィッカー専攻>
キャラクターデザイン総合3年の合作「俺が考えた最強のメンヘラ」は必見!
クラス全員で作品を作ろう!と企画し、各々が考える「最強のメンヘラ」軍団を立ち絵で表現。
ひとつとして同じメンヘラはなく、解釈も表現もバラエティーに富んでいます。
「佐良来シキ」は「2年間、講師の方々から教わったことをベースに、可愛いと思ってもらえるようなポーズや構図、色を工夫しました」とキャラクターデザイナー専2年堀井さん。
キャラクターデザイン総合3年大川さんは童話からアイデアを得た「双子」や、キャラクターデザイン専攻3年平さんの「待ち合わせ」
キャラクターデザイン専攻3年にとしきさんの「ノイバラ」など、ラノベの表紙を飾れそうな完成度の高いイラストも発表されました。
ソーシャルゲームのモンスターカードを想定して描いた「ドラゴン」は、キャラクターデザイン総合3年関口さんの作品。一目で「火属性」と分かる色彩と演出に注目!

<キャラクターデザイン総合/キャラクターデザイナー専攻/ゲームグラフィック総合/ゲームグラフィッカー専攻>
キャラクターデザイン専攻 3年ナナシさんの「なつやすみ」は、夏休みの少年たちをテーマにしたLive2D作品。
セミの鳴き声に合わせて虫取りする少年や宿題をしながら居眠りする少年を描きました。
ゲームグラフィッカー専攻2年平山さんの「Little Robin & Jackdaw:THE DOROBO」は窃盗を繰り返すリトルロビンと、擁護するジャックドーの物語。
パリの街並みや人物も丁寧に描かれて、見応えのある作品に。
ゲストからも「コミカルでイラストの雰囲気とマッチしている!」と、たくさんの「いいね」を獲得していましたよ。
キャラクターデザイン総合 3年奥村さん&関口さんの「EX-Dimension work」は、
2人対戦型トレーディングカードゲーム。「次元を跨ぐ戦争」をテーマに、150種ものカードが無限の戦略を可能に。
3月28日開催「ゲームマーケット2021大阪」にも出展予定とのことで要注目です!
<アニメ&ゲーム声優専攻 卒業公演>
アニメ&ゲーム声優専攻は、3作品を上映しました。
「僕らはみんな生きている」とう架空のテレビ番組に、3人の吸血鬼をゲストとして招き、本音を語ってもらうというストーリー。
司会の女性が、吸血鬼に気になることをあれこれ質問していきます。
司会者「皆さん、白樺の杭は弱点なんですよね?」
ロングヘアの吸血鬼は「弱点ですよ」
ショートヘアの吸血鬼も「心臓に木の杭打たれたら、誰でも死にますやん」と応戦。
男性吸血鬼も「それで死なない奴がいたら、会ってみたいよね」と話します。
「ニンニクはどうでしょうか。苦手の度合いも個人差がありますか?」と、質問を投げかけていく司会者。
吸血鬼のアップシーンなど、カメラワークも工夫されています。
司会者「魔よけのパワーありますか?」
ショートヘア吸血鬼は「そんなもん、あるかいな。ただのニンニクやし。だってあれ臭いやん」
「我々は、これが一張羅であり仕事着であり寝間着でもあるわけです」と解説する、男性吸血鬼。
ロングヘアの吸血鬼も「この格好のまま、棺のベッドで寝ますよね、そうすると匂いがこもるわけなんです」と、驚きの事実を暴露していきます。
流暢な関西弁で「俺ら、ただ血を吸うおっさんやん?」と、あっけらかんと話す吸血鬼に、「イメージとのギャップが……なんというか地味というか」と戸惑いを隠せない司会者。
「この番組に出演したことがいいキッカケです。吸血鬼の伝統も、引き継ぐべきところは引き継ぎ、改めるべきところは改める。我々若い世代は、力を合わせてそうした誤解を解いていくべきだと考えています!」と吸血鬼は熱弁します。
また、村人に集団で拒否された辛い過去を語る者も……。分かりやすい脚本で、笑いの要素も満点。
これまでの吸血鬼のイメージを覆すような、新しい作品を演じ切りました。

<採取>
舞台は、母校の体育館。上京していた主人公は、母校で理科教師をしている同級生から、「クラスのマドンナがお前に会いたがっている」と言われ、地元に呼び出されます。
集合したのは、真夜中の体育館。学生時代に打ち込んだ卓球をしながら、思い出話にふける主人公。
同級生「東京、楽しいか?」
主人公「まぁ、それなりに」
同級生「人が多いんだろ?」
主人公「すごいよ。電車なんか、こんなに近いけど、心の距離は遠い。こんなことって地元にいたときは、ちっとも感じなかったのになー……こういうのが聞きたかったんだろ?」
「そうそう、そういうこと言ってもらわないとこっちも負けてないなって思えないだろ」と話す同級生。
何気ない話をしながら、フラスコにビールを入れて飲み、盛り上がります。
「ついでにウォッカを買ってくるわ」とコンビニに出かける同級生。
そこで、主人公は、彼のノートを偶然見つけてしまいます。ネズミ、ウサギ、豚、……
それは、はく製日記でした。小動物の次に、はく製にするのは「人」と記されていて、動揺する主人公。
同級生とのこれまでの会話の点と点が繋がっていきます。
「まさか!!バカバカしい」と落ち着こうとするものの、衝撃的なラストを迎えることに。
ほのぼのした雰囲気のオープニングから、一転。エンディングに向かうにつれ、恐怖心が増していくストーリー展開、迫真の演技に引き込まれます。
<配達員くんと変人お嬢様>
舞台はフランス。主人公は、配達員で赤い髪の少年「アディ」。ターリキ、ジローと共に、配達物を届けるため、ヴィクター・ルトワール氏の屋敷を訪れます。
その日は、街の商人や地元の有力者が訪れるパーティが開かれていました。
そのパーティに、なぜかアディたちも招待されることに。
「あーあ、退屈。飼い猫は死んじゃうし、食事もいつも一緒。本当に退屈」と話すのは、ヴィクター・ルトワール氏の3女・カテア。
「そのような言葉はお辞めください。今回のパーティにはカテヤ様の花婿を探すという目的があるのです」と従者テレジア。
奔放なカテアでしたが、アディと出会い、その髪の美しさに惚れ込んでしまいます「夕日のような赤い髪、なんて美しい。私はあのこと結婚しようと思うわ。私はついに見つけたわ!私の伴侶となる子を!」とカテア。
こうしてカテアは、アディに猛アタックを開始。
ヴィクター・ルトワールからも「衛兵たちに酒を運んできてくれてありがとう。そのお礼として、あなた方配達員を一泊迎え入れたいのだが、いかがだろうか?」と誘われ、アディたちは屋敷に泊まることに。
「こんばんはー」と客間に入るカテア。
「ひゃー!」と驚くアディに、「私はあなたのことを知りたいわ」と近寄るカテア。
「あの……けっこう近いです」と困惑するアディに「ツヤが良くて、手触りも良くて美しい。
赤くて美しい、この髪がほしい!」と迫るカティ。
ふたりの恋の攻防に目を奪われる、ドラマチックなファンタジー作品。
学生たちは、それぞれのキャラクターに没頭し、見事に群像劇を演じ切りました。
バーチャルでも、大きな可能性を感じさせてくれる作品ばかり。
イラスト、VR、プログラミング、声優……と、表現するフィールドこそ違えども、高い専門技術とほとばしる熱意がリアルに感じられました。